お金は、日々生活していくうえで、必要不可欠なものです。買い物をするのにもお金が必要ですし、水道光熱費や学費、ガソリン代など、何を買うのにもお金がいります。

手元の現金が少なくなったり、口座の残高が少なくなってくると、家計のやりくりも大変ですし、何より心の余裕がなくなり、精神的なプレッシャーが大きくなることが、一番耐えがたいのではないでしょうか。
私自身も、何度も経験しています。
しかし、お金はすぐに増えるものではないですし、収入が少ない時は支出も減らすしかありません。
今回は、普段の生活で、少しでも節約できる方法を、生活のいろんな場面から考えてみたいと思います。

お金がない主婦におすすめの節約方法を紹介

それでは、具体的に生活のさまざまな場面で、どのような節約ができるのか、細かく検証していきたいと思います。

<水道光熱費の節約術>

2016年の、総務省統計によると、ひと月あたりにかかる水道光熱費は、世帯人数によってこれだけ変わって来るそうです。
2人家族…18,647円
3人家族…21,835円
4人家族…22,936円
5人家族…25,148円

1か月でこれだけかかりますので、年間に換算するとかなりの額を使っていることが分かります。かと言って、この金額を全くゼロにすることはできません。毎日の積み重ねで、どれだけ節約ができるのか見てみましょう。

電気代を節約するには

1、古い電化製品を買い替える

電化製品は、次々に新しい商品が発売されます。省エネタイプの商品が増えているので、消費電力も低くなっていることがほとんどです。
例をあげると、10年前の冷蔵庫と現在の冷蔵庫の消費電力は、何と3分の2まで下がっているのです。
もし、ご家庭の冷蔵庫が、少し前のタイプのものであるならば、買替えの検討をしてみてもいいでしょう。冷蔵庫だけでなく、エアコンや洗濯機を買い替えたり、部屋の照明器具をLEDに変えるのも効果的です。

2、電化製品の使い方に気をつける

電化製品を買い替えた方がいいとは分かっていても、替える余裕なんてない…というご家庭も多いはず。
そんな場合は、毎日の使い方に気をつけてみましょう。
例えば、エアコンの設定温度は何度になっていますか。
目安としては、夏…28℃、冬…20℃といわれていますが、これには個人差があります。
なので、設定温度は上記の数字にして、夏なら保冷剤を首にまく・風通しのいい服装にする、冬なら1枚多く着る、首を温めるなどの工夫をしてみてはいかがでしょうか。そして、部屋にサーキュレーターや扇風機を置き、エアコンから出た冷温風を室内全体に行き渡らせることも大切です。
涼しい風は地面近くに、温かい風は天井近くにたまりますので、そこに風を向けましょう。フィルターの掃除も、定期的に行ってくださいね。
また、

  • 見ていないテレビをこまめに消す
  • 冷蔵庫の冷蔵室に食品を詰め込み過ぎず、冷凍庫をできるだけ満タンにする
  • コーヒーなどを飲む際のお湯は、電気ポットで保温せずにその都度沸かす
  • 炊飯器でご飯を炊いたら、保温しておかずに冷凍保存する

このような方法だと、今からすぐにでもできますね。

3、電力会社を変える

2016年に、電力小売りが自由化され、私達は自分のライフスタイルに合った電力会社を選べるようになりました。
例えば、ガソリンスタンドで電気を契約すると、ガソリン・電気どちらも割引されるプランがあります。
また、携帯電話会社やガス会社、これまでの電力会社以外の会社など、地域にもよりますが会社・プランともにたくさんの選択肢から選ぶことができます。
手続きはとても簡単で、費用もかかりませんので、お住まいの地域で選べる会社を調べてみてはいかがでしょうか。

ガス代を節約するには

ガス代も、毎日の心がけで減らすことができます。

1、お風呂の入り方に気をつける

湯船にお湯を張ったら、お風呂から上がる時に必ず蓋を閉めましょう。このときに、保温シートをお湯に浮かべておけば、お湯が冷めていくのを遅らせることができます。
できれば、家族が揃う時間を使って、続けて入るようにしてみましょう。追い炊きをしてしまうと、かなりのガス代がかかります。湯船の設定温度も、あまり高くしないよう気をつけましょう。

2、シャワーをこまめに止める

シャワーでお湯を出しっぱなしにして、髪や身体を洗っていませんか。シャワーを5分出しっぱなしにすると、都市ガスでガス代が4円弱ほどかかります。
1日ではわずかな金額でも、家族の人数分毎日続けると、相当な金額になることが分かりますね。節水ができるタイプのシャワーヘッドに付け替えるのも、一つの方法です。
ホームセンターやインターネットなどで購入できます。

3、料理をするときに工夫をこらす

台所でガスを使うときは、節約の腕の見せどころです。
例えば、お湯を沸かすときは、水から沸かすのではなく、水道からお湯を出し、それから火にかけて沸かすようにしましょう。

また、鍋を火にかけて料理するときは、鍋の底が濡れていないか確かめてから火にかけるようにしたり、火が鍋の底からはみ出ないように気をつけ、余分なガスを使わないようにしたいものです。
圧力鍋を使って調理すると、使うガス量を減らせますし、味が染みこんでとても美味しくなりますね。
料理の下ごしらえをするときに、電子レンジを併用して火を入れると、ガス代を減らすこともできます。

4、ガス会社を変える

ガスも、電気と同じように、2017年4月から自由にガス会社を選べるようになりました。
都市ガスを使っているご家庭は、地域で選択できるガス会社を調べてみるといいでしょう。
プロパンガスを使っているご家庭は、ご近所にガス管が通っていないかどうか確かめ、もしガス管が通っていたら、都市ガスに変えることを検討してみてはいかがでしょうか。
ガス管を通すには、費用がかかるため、ご近所の方と一緒に行えないか、相談してみてくださいね。また、プロパンガスの料金は、各会社ごとに設定されていますが、場合によっては交渉次第で値下げしてもらえることもあります。

水道代を節約するには

水道は、少し油断するとつい出しっぱなしになってしまうものです。毎日の心がけで、使い過ぎを防ぎたいものです。水道代の節約は、ガス代の節約と共通するところが多いですが、いくつか方法を考えてみましょう。

1、お風呂の入り方に気をつける

ガス代の項目でご紹介したシャワーヘッドは、水道代の節約にも効果大です。
このヘッドは、手元で一時的に水を止めるスイッチがついている商品が多いので、髪の毛や身体を洗っているときは水を止めておきましょう。
また、湯船にお湯を張るときは、あまり入れ過ぎるとお湯があふれてしまうので、設定に気をつけましょう。

2、お風呂の残り湯を使う

残り湯は、洗濯・花の水やり・トイレ・掃除など、さまざまな場面で使うことができます。
このとき、残り湯のうわずみに浮いている垢や髪の毛は必ず取り除いておきましょう。
また、入浴剤をいれた残り湯は、使わずに流してしまう方がいいです。入浴剤にはさまざまな成分が入っているため、洗濯した洋服がきれいにならなかったり、花が枯れてしまったりする可能性があるためです。

3、台所での水道の使い方に気をつける

台所も、毎日たくさんの水を使いますが、特に食器を洗うのに必要ですね。
食器を洗う時は、洗うものの順番を変えてみましょう。それほど汚れていない箸やスプーンから洗い始めて、その次にコップややかん、お皿、鍋やフライパンの順に洗うと、使う水と洗剤の量が減らせます。洗う際は、洗い桶を使ってため洗いをしましょう。
水を流しっぱなしにするよりも、かなりの量を節約することができます。また、節水コマをつけられる蛇口のお宅は、節水コマをつけると、水が流れる量を抑えることができます。

料理で節約するには

毎日の料理、とっても大変ですよね。私も、どんな献立にしようか、財布の中身とにらめっこしながら日々頭を悩ませています。
料理で節約するのに、一番大事なのは、食材を無駄にしないことです。いくら特売で安く買っても、その後腐ったりしてそのまま捨ててしまっては意味がありません。使いきれるだけの量を買い、その食材が全てなくなって冷蔵庫が空っぽになるまで、次の買い物に行かないと決めると、必然的にお金を使わなくなります。
そして、値段が手ごろな野菜、豆腐、卵、鶏むね肉、豚薄切り肉などを使うのはもちろん、
買い物に行くのはお腹が空いていない時間帯を選ぶと良いでしょう。空腹の状態で買い物に出てしまうと、予定外のものをついあれこれ買ってしまいがちです。あと、いつもと違うスーパーに行ってみるのもお勧めです。
気分転換にもなりますし、お店の販売傾向は広告だけでは分からないことも多いです。寄ってみたら、ここは野菜が安い!とか、広告が出ていなくてもこの商品はいつもお値打ちに売られている、ということもあります。
毎日料理をしていると、どうしても同じような献立になってしまうことがあったり、中途半端に残る野菜や肉などが出てくるかと思います。そんな時は、食材名をインターネットで検索してみて、いつもと違う調理法がないか調べてみてください。
そうすると、同じ食材でも、新鮮な食べ方ができるかも知れません。

生活の中で使える節約術あれこれ

この他にも、生活のあらゆる場面でできそうな節約術を考えてみましょう。
携帯電話やスマートフォンを契約してから、料金プランを見直したことはありますか?各社とも、新しい料金プランを次々に発表しているので、もしかしたらあなたも当てはまるかも知れません。また、使っていない、もしくは使わなくなったオプションがあれば、それも解約してもいいでしょう。あまり通話しない、通話しても数分しか話さない、などの人は、格安スマホに変えるという手もあります。そして、携帯電話・スマートフォンからインターネットに繋ぐときは、できるだけWifi環境から繋ぐようにしましょう。

日用品の節約としては、消耗が激しい日用品(スポンジ、つまようじ、ごみ袋、電池など)は100円ショップで買うと良いでしょう。
この時、100円ショップに行くと、たくさんの種類の商品が並んでいますが、あったら便利だなと思う商品は買わずに、絶対使うものだけを買うようにしましょう。
食品もそうですが、プライベートブランドを扱っているスーパーで、日用品も安く売られていることがありますので、買い替えが必要な日用品が出て来たら探してみて下さい。

今や、日本人の85%以上が持っている(2017年度JCBクレジットカードに関する総合調査より)クレジットカード。オンラインショッピングやETCカード、生活費の支払いなど、あらゆる場面で使われていますが、クレジットカードを使ってできる節約術はあるのでしょうか。

毎月の光熱費や携帯電話代を、クレジットカードで支払うと、他の買い物と同じようにポイントがつきます。
生活費の中で、払わなければいけない固定費のみをクレジットカードで支払うようにすれば、その分ポイントがたまって、カード会社ごとのポイント交換制度に使うことができます。
もちろん、個人的な買い物にカードを使うことをせず、リボ払いも絶対しないようにしましょう。ただ、電気代は、口座振替割引を設定している会社が多いため、お使いの電力会社に確認してみましょう。この割引があれば、口座振替にした方が安くなる場合があります。

節約をするための考え方

私個人の思いですが、何十年と生活していくなかで、ほんの数か月・数週間だけ節約する、ということはできません。
長い間、継続して続けられる節約でなければ、本当の意味での節約にはならないのです。
なので、節約をするために最も大切なことは、決して無理をし過ぎないことではないでしょうか。
食費を削るために炭水化物ばかりとっていては、体調を崩してしまい、その結果病院代の方が高くついてしまうことになりかねません。
数か月に1回、ほんの少し贅沢をする時間も必要かと思います。少し高い食材を、夕方のセールで狙ってみたり、ドライブが好きな方なら季節の景色を見に出かけるなど、心の休息も忘れないようにしたいですね。

まとめ

節約の方法は、人それぞれですが、基本的な部分はここでご紹介したことが活用できるかと思います。ほんの少しの心がけで、毎日の節約がとても大きな積み重ねになります。ぜひ、楽しみながら節約していってくださいね。